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妊娠中のトラブル予防のツボ(つわり、腰痛、逆子)

令和3年も「あっ!」と言う間に後半に入りましたね~!
10月に入り、季節はすっかり秋。
秋の実りと収穫に感謝しつつ、、、。
私にとっても人生においてどんな種を蒔き、そしてそれをいかに育て、どんな成果として刈り取るのか。明確にして生きていこうと決意し直す季節でもあります。
皆さんは今、どんな成果を手にしていますか?
さぁ、季節の移り変わりと共にお届けしてまいりました特別コラムも、いよいよ後半戦♪
今回は、妊娠期間中のトラブルとその予防についてご紹介していきたいと思います。

妊娠期間中のトラブルと言えば、まず最初に経験するのは妊娠初期の下腹部のチクチク痛。
これは子宮内の変化(胎盤の形成や子宮筋の成長)によって起こっている感覚であることが殆どですが、念の為専門医に相談すると良いでしょう。
で、そんなチクチク痛は東洋医学では刺痛(しつう)と言います。
原因は、その部分になんらかの血流異常があり、血餅(塊)になってしまうと、
『瘀血(おけつ)』と言う病理産物を生じるためだと言われています。

下腹部の瘀血を改善するオススメのツボは、「曲泉(きょくせん)」、「陰交(いんこう)」。

曲泉(きょくせん)
陰交(いんこう)

そして、つわり。これはほとんどの妊婦さんが経験する不快症状ですね。
妊娠初期から中期(人によっては後期)にかけて、ムカムカする、吐き気を催すなどの胃の不快感、ひどいと実際に嘔吐を繰り返し、満足に食事が取れなくなる。妊娠15週~20週には症状が寛解することがほとんどです。 つわりの原因は、現代医学では説明できません。

東洋医学では、『肝気犯胃(かんきはんい)』と言う状態で、受精卵から胎児にかけて成長著しい生命体を体内に宿すことで、成長の力にエネルギーを費やさなければならず、消化吸収に必要な機能を正常に保つエネルギーが枯渇してしまい、消化が滞り吐き気や不快感を生じさせてしまいます。

つわりを改善するオススメのツボは、「内関(ないかん)」「公孫(こうそん)」

次に、逆子です。妊娠後期に逆子だと帝王切開となり母体への負担が増えてしまいます。
逆子の原因は様々ですが、お母さんが仕事を続けていて活動が多くお腹の張りがある時間が多いと、胎児が骨盤位から頭位になりにくいと言われています。
また冷えが強い方も逆子が起こりやすいです。腰やお腹、足先が冷えるかたは要注意です。
逆子を予防(改善)するツボは、「至陰(しいん)」「三陰交(さんいんこう)」

至陰(しいん)

妊娠後期になると、腰痛や股関節痛を訴える方も出てきます。
これは大きくなったお腹が前に重心を移動させるため、反り腰になってしまうことや、そのことで臀部の筋肉に余分な緊張がかかり続けていることで起こります。
お腹が大きくなって起きる腰痛を改善するツボは、「腎兪(じんゆ)」「陽陵泉(ようりょうせん)」

腎兪(じんゆ)
陽陵泉(ようりょうせん

今回は具体的な症状から自分でできるセルフケアのツボを紹介しました。

妊娠期間中はツボを押すよりも、お灸がオススメです。
お灸は、私たち「きゅう師」が行う艾を直接皮膚の上に乗せて火を付ける「透熱灸(とおねつきゅう)」と言うやり方の他にも、艾を間接的に乗せて火を付ける「間接灸(かんせつきゅう)」があります。

透熱灸
関接灸

間接灸で最も代表的なものは、ドラッグストアやスーパーで販売している【せんねん灸】がオススメ。
そのほかにもインターネットでは、【台座灸】と検索すれば様々なものがお買い求めいただけます。
熱さもいくつか段階があり、各社2~5段階ほど用意していることがほとんどです。
お肌が敏感な方は、熱さの優しいものからスタートすると良いでしょう。初めての方は、一番優しい熱さのものか、その一つ上くらいから始めると良いでしょう!

お灸の据え方の一例は当院のYouTubeでもご紹介しておりますので、ぜひ参考にされてください。
https://youtu.be/hxuLvpIe3Uo

それらを今日ご紹介したツボに乗せて、早速セルフケアを開始してください!
副作用もなく安心安全な方法ですが、やりすぎは禁物です!
火傷に注意しながら、お灸習慣を始めてみましょう!

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このコラムの監修者

 

鍼灸roomきゅうあん 代表四元 智己 先生

国家資格: 鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師
出身大学: 成蹊大学工学部(体育会ラグビー部所属)

<経歴>
成蹊大学工学部卒(体育会ラグビー部所属)
外資系医療機器メーカーにエンジニアとして勤務
難病を患った父との闘病生活をきっかけに東洋医学の道を志す
東京衛生学園専門学校東洋医療総合学科へ入学
働きながら夜間部に通い同校を首席で卒業
福岡県太宰府市できゅうあん鍼灸治療院を開業
福岡県鍼灸マッサージ師会会員

鍼灸roomきゅうあん HP

COLUMN